東京朝市 アースデイマーケット EarthDayMarket

やさしい木の器 Tomato Batake 展示販売会&トークライブ

今週から12月20日(sun)まで、アースデイマーケットのカフェ
from a&eで、大人気の木の器屋さん、Tomato Batakeさんの
展示販売会を行います。

さらに19日(sat)には、代表の田中秀樹さんのトークライブが。
とても貴重な機会です。どうぞふるってご参加ください。

15:00〜16:00
1、「お母さん、安全な食器って何?〜Tomato Batakeが伝える大切なこと〜」
1,500円 Tomato Batakeの非売品ノベルティと1ドリンク付

19:00〜20:30
2、「世界一安全な食器を作った会社〜Tomato Batake〜の物語」
1,500円 Tomato Batakeの非売品ノベルティと1ドリンク付

ご予約は、fromae@fromae.jp
まで

お名前
当日ご連絡先
メールアドレス
1か、2か。両方か。
人数
をお知らせください。

とみやま

2015年12月15日 23:23:47

にほんしゅのちょこれーと限定販売

1/26の代々木公園のアースデイマーケットで

とっても特別なチョコレートが登場します。

有機無農薬のお米で、お花の酵母を使ってお酒を造り、

販売をされている「魚屋」さんという少し変わった名前の

「酒屋」さんがあります。なんと130年の歴史のある酒屋

さんです。(酒造りは来福酒造です。)

そんな魚屋さんがアースデイマーケットに出店してうちに

マーケットに参加されているお米の農家さんと出会い、

一昨年から千葉の「みやもと山」のホタル米(コシヒカリ)、

つるバラ酵母で、純米酒 。

昨年からは岩手の「勘六縁」の亀の尾というお米、ひまわり

酵母で純米吟醸酒をそれぞれ生み出してきました。

いずれも大好評のかなり美味しい日本酒になりました。

そして、今年限定生産ですが、同じくアースデイマーケットに

古くから出店してくれているslow water Cafeのエクアドルの

フェアトレードのチョコレートと、岩手遠野の「勘六縁」 の

純米吟醸酒「ほ穂」、そしてそのお酒を作る際に出た、

米粉と、酒粕を使った特別なチョコレート、

「にほんしゅのちょこれーと」が完成しました。

食べてびっくり。

日本酒党にもたまらない味になりました。

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26日のマーケットで限定90アイテムのみの販売です。

ご自身に、大切な方へ、また日本酒好きの方へぜひ

お楽しみ頂ければと思います。

会場なかほどのNHK側の「魚屋」 さんのブースを

お訪ねください。

2014年01月25日 19:21:29

THE NATURAL SHOE STORE 登場

今月のアースデイマーケットに特別協賛枠で登場する出店者が一件。

いままで無かった靴の専門店。
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みなさんはどんな靴をはいてらっしゃいますか?

アースデイマーケットでも、フェアトレードのサンダルなどが登場したことがありますが、今回は普段使いができる靴のお店です。

お店の名前は「THE NATURAL SHOE STORE」。みなさんご存知でしたか?

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世界から環境に配慮した製法で作られる靴を作るブランドを集め、販売するコンセプトのお店です。

でも、環境に配慮した靴作りって何?そんな疑問が湧きます。

たとえば、リサイクルレザーのみを使うこと。

たとえば、靴の染めの行程で環境汚染をしないためにクロムを使わないこと。

たとえば、収益の一部をいま困っている世界の問題への解決に直結する活動に使うこと。

いろいろな靴から始まる社会作りに取組んでいるところがあります。

一歩一歩、そんな社会を作るための取り組みをしているブランドをぜひ見に来てください。

クリスマスに靴をプレゼントするのであれば、こんな選択もありかも!

本当の心地良さを求めて、THE NATURAL SHOE STORE
足元から発信していきます。

毎日あなたのカラダを支え、
どこまでも共に歩んでくれる靴は、日常に欠かせないモノ。
そして、あなたの健康を左右する大事なモノです。
ならば、使い捨てでなく、一生、自分自身を支えるモノとして、
自分にぴったりの「大切な1足」を選んでほしい。

環境に負荷をかけない素材をつかったスペインの靴、
伝統的な手法にこだわったデンマークのハンドメイドシューズ、
足を本来の自然なカタチにもどしてくれるドイツ製のサンダル・・
THE NATURAL SHOE STOREは、
「人の心とカラダにやさしく、地球や地域にやさしい
ライフセンスを提案していく」をコンセプトに、
世界中から履き心地のよい靴だけを集めました。
そして、世界中からココに集まったこだわりの靴を通じて、
生きている石や土、木にかこまれた空間のなか、
心地よい暮らしを実現してくれるモノ・時間・空間を提供していきます。

ぜひTHE NATURAL SHOE STOREに遊びに来てください。

私たちは、お客様一人ひとりがハッピーな笑顔になれるよ う、
お手伝いをしていきます。

足は第2の心臓、ぜひハートウォーミングな靴を12月の代々木の会場で、ぜひ見つけてみてくださいね。

写真は、神宮前のストアの写真です。

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2011年12月12日 22:21:58

「cocoro recipe ココロレシピ」の とりくみ

11/27のアースデイマーケットでは、いままでマーケットで行ってこなかった問題に提案を頂くワークショップが行われます。

その問題は地球のことでも、農村のことでもなく、人間が作る一番小さなコミュニティの問題。

身近な人との間の暴力とジェンダーに関することがテーマです。

でも、あまり難しく考えなくてだいじょうぶ。

今回、武蔵野美大視覚伝達デザイン学科研究室さんと、この問題に取組まれてきた団体パープルアイズさんのご協力のもと、優しいワークショップから問題へ向わずに済むかもしれない人間関係の心の形を見つける取り組みを御提案して頂きます。

http://www.earthdaymarket.com/696/

地球にいいお買い物も、とっておきの料理のためのお野菜や食材も、大切な人の笑顔ともにあることを願います。ぜひお気軽に参加してみてくださいね!

2011年11月23日 20:04:36

アースデイマーケットの木を植える男

ヒマラヤンマテリアルさん。
http://blogs.yahoo.co.jp/himalayanmaterial
ご存知の方も多いかと思いますが、ネパールでのヒマラヤンヘンプやネトルなどの自然素材を使った商品を通して
フェアトレード活動を行っているマーケットのベテラン出店者さんです。
気づくと現地に行かれている印象です。たまにこうして日本のアースデイマーケットに降りて来て、
ヒマラヤの生産者さんたちや、風土のお話をしてくれます。あったかいお父さんでもあります。

商品1点が売れるごとにヒマラヤ保全協会を通して、植樹を行っています。
http://www.ihc-japan.org/index.html
もう既に約80万本の植樹を行っていて、100万本を目指しているそうです。
荒涼としたヒマラヤに植樹をしていくことは遥か南アジアまでのの水源を保全することにも
繋がります。あなたが購入するヒマラヤンマテリアルの帽子は、真夏の日差しからあなたを
守るだけでなく、遠いアジアの人々の生活にも“木1本”、貢献してゆきます。

2011年07月20日 15:37:19

POCO A POCO 農園 ある自然農法農家さんのところの取材記

自然農法で育てられているこの畑には、食用や種採り用のさまざまな花が咲き、過ぎ行く季節と、そしてまだ土から出てきたばかりのさまざまな芽が来るべき夏の準備を感じさせてくれた。
有機農業をやっている農家にとって、種採りは本当に醍醐味なんだという。「種採りもするし、去年のこぼれ種が本来の発芽したいタイミングで出てくるんですよ。」植物たちの誕生と再生の自然な流れが見える。そんな気分になった。
「普通なら収穫期を過ぎた野菜はすぐに片付けた方がいいと思うんだろうけど、例えば大根の実なんかも早いうちは柔らかくて大根の味がして美味しいんですよ。花もぴりっとして美味しい。種採りをする農家ならではの楽しみです」畑を歩きながら、いろんな野菜やハーブの花がいかに美味しいかというレクチャーは、とっても興味深かった。

ここ茨城県那珂市のPOCO A POCO農園さんは、ちょっと変わった西洋野菜や日本の在来野菜を自然農法で育てている一風変わった農家さん。不定期を合わせると30件ほどのレストランに野菜を出荷したり、個人宅配などを行っている。圃場は他の有機農家さんと比べると少し小さ目。けれど、トマトだけで20種類近く栽培されている。トマトの種は60種類くらい持っているのだそうだ。農業系の大学でたくさんの農薬に触れ、先端科学で生み出された野菜を見てきた。安全だよと教えられる一方で、農薬を多く触れた日の夜の飲酒を禁止された。それらに疑問を感じ、行き着いた先が今の自然農法なんだろう。いまは自然に寄添った形で試行錯誤を行っている。スペルト小麦を育て、その麦藁や最低限の草取りで取った草でマルチを行う。ハウスは使うが、加温はしない。3年前に植え、いまでは繁茂しているイチゴの中を宝探しのように見つけ出して、つまみ食い。その美味しさに驚いた。「これは少し前のアスパラガス」と言ってみせてもらったものは時期を過ぎて種がたくさんついていた。「今はF1の雄の種しかほとんど売っていない」「種を採られて増やしたら種屋が困る。昔のは雌もあった。ほんとうは雌の方が美味しいんですよね。うちは両方あるから種が採れるんです」と言っていた。

ほんの少しの間だったけれど、草取りの御手伝いを少しさせて頂いた。「我が家の草取りは大雑把」と笑いながら続ける和知さん。「自然農法に切り替えて、数年でヨトウムシの害がほとんどなくなった。他の草もあるから、野菜だけ食べられることが無いのかな?」と話す。「化学農薬に限らず、木酢液などに含まれるフェノールなども含め、害虫に影響のあると言われているものは、他のものにも何かしら影響があるはず」と何も使わないというのが、和知さん流。人一倍安全に気を遣ってきた和知さんだけに今回の放射能の問題は当然目を背けられない問題だった。震災時は畑で「もうダメかと思うほど揺れた、山も揺れて杉の花粉が一斉に飛び、煙っていた。畑から水柱が飛び出し、立っていられなかった。」と言う。それでも持ち前の明るさでなんとか凌げたが、放射能の問題が出て、出荷制限が出た時は、しばらく農業を止めようと本気で考えた。
けれど、ここは東海村が近いこともあって茨城でも一番放射能の情報が多い地域。毎時ごとに数カ所で空気中の放射線値を計っている。いまは0.08マイクロシーベルトで震災前の通常時とあまり変わらない。さらに毎週ほうれん草やお茶、小麦など、自治体によって放射能が検出され易い作物を検査しているらしい。和知さんにもまだ保育園のお子さんがいる。「もしまた水素爆発なんかが起きたら、考えなきゃならないけど、今は大丈夫だと検査の発表を信じる。」同じ子を持つ親として、決して安全管理には手綱を緩めない和知さんの姿勢そのものに、自分の食べる野菜の安全性を重ねた。誰よりも安心安全を考えているアースデイマーケットの農家さん。だからこそ、信頼してその魅力を楽しみながら頂きたいと思う。

6/26のマーケットに出店されます。
自慢のトマトも間に合うはずとのこと。
みなさまお楽しみに!

2011年06月21日 21:11:21

雑穀種まき体験開催@長野県飯綱町

雑穀種まき体験開催@長野県飯綱町

まちとむらをつなぐ「ひとつぼ雑穀プロジェクト」で雑穀の種まきを一緒にしませんか?

長野県飯綱町でファーマーさんが作る雑穀の種まきを行います。
お子様連れもご家族での参加もOK!

普段から雑穀を召し上がる方も、雑穀は初めて・・という方も大歓迎!
種まきを通じて雑穀のことを知ったり、雑穀を育てているファーマーさん、農村のことを知ったり、むらに一歩近づくきっかけになればいいな、と思います。

また、種まきだけでなく地元の女性グループによる、地元の食材を使った郷土料理やお豆腐作りの体験もお楽しみいただけます。

ご宿泊の方は、地元女性グループを代表する寺島さんのお宅での民泊、または古き良き飯綱町の暮らしが垣間見れる古民家での宿泊もご希望の方にはご利用いただけます。

一日のみのご参加も受け付けております!
詳しくはお問い合わせください。

【とき】6月18日(土)/6月19日(日)
※雨天中止
【開催地】長野県飯綱町(長野駅より16Km程の距離)
【参加費】労力でお支払!民泊のみ、感謝代として3,000円(朝食込)

※現地までの交通費、宿泊費は実費となります。
【参加形態】現地集合・現地解散

◆◇◆暫定スケジュール◆◇◆
6月18日(土):
13時15分 JR牟礼駅集合
13時30分 寺島さんと里山の魅力を堪能withアマランサスの会
(豆腐作り体験、他)

6月19日(日):
10時  雑穀種まき体験
-黒アマランサス、もちきびの種を播かせていただく予定です。

※種まき体験参加後は自由解散となります。
※予定は暫定ですので、今後変更の可能性もございます。
※その他、ご宿泊にはペンション・キャンプ場などもあります。
飯綱町観光協会:http://www.1127.info/

▽詳細・お申込みはコチラからお入りください。
http://hitonigiri.com/hitotsubo_pj/blog/event_info/post_27.html

直前の告知となりますが、ご興味・お時間のある方からのご参加をお待ちしております!

▽お問い合わせ・お申込みはコチラまで!
NPO法人APSD内『ひとつぼ雑穀プロジェクト』
TEL 042-702-3676
E-mail info@hitonigiri.com
担当:岩城・斉藤

2011年06月13日 16:55:17

さくらんぼ応援隊のお知らせ!(山形新規就農者ネットワークより)

山形農業体験

さくらんぼ応援隊 募集!!!

山形の初夏の味…

と言えば、あまずっぱ〜いさくらんぼ!

今年もたくさんの実をつけ、大豊作の見込みです。

収穫期が短いため、この時期、農家ではたくさんの助っ人を待っています。

体力のある方、暑さに強い方、手先の器用な方、やる気のある方etc…

私たちと一緒に汗を流してみませんか?

もぎたてのさくらんぼを是非あがってけらっしゃい!

条件:3日以上働ける方

賃月:3日以上働いていただける方は、帰りの交通費支給。

4日目〜賃金をお支払いします。

(おみやげつき、宿泊料無料)

◯農業体験宿泊施設完備期間:摘果・葉つみ期

6月10日〜20日頃

収穫期

6月20日以降〜7月第1週頃まで

作業内容 :収穫期はさくらんぼの収穫(脚立にのぼる)

選別・箱詰め 等

作業時間:収穫  …早朝〜昼過ぎ位まで

箱詰め …日中の作業

※3件のさくらんぼ農家さんにより、若干変わりますので要問い合わせ

服装:動き易い服装(温度差がありますので、調節できるように…)

帽子・スニーカー・長靴(雨用)

詳細/問い合わせ:新規就農者ネットワーク(遠藤)

TEL 090−7079−7486

Eメール akira@mizonobe.net

2011年06月03日 17:48:22

マザーアースクラブからお知らせ南伊豆で田舎暮らしのお誘い

アースデイマーケットにおいしい甘夏やお野菜、お米などを届けてくれるマザーアースクラブ。

代表の石川さんが所属しているNPOが主催で 行っている今年で3回目の取り組みで、

南伊豆での田舎暮らしを応援してくださるセミナーのお誘いです。

若干名募集ということで、ご興味ある方はお早めに!

ちなみにマザーアースクラブさんのファンの方、4/3のアースデイマーケットに

出店予定だそうです。待ち遠しいですね!

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みなみいず暮らし現地セミナー開催のお知らせ

自然豊かな南伊豆町で田舎暮らしをお考えの方へお知らせです。みなさんに納得して南伊豆生活をしていただくために知ってもらいたいこと、お伝えしたいことがあります。電話やメールでの問合せ、資料請求だけではまだ半分。実際に来てセミナーに参加して、住めるとか住みたいといった判断をしていただくための企画です。 移住先の候補地が絞られた方や、候補地をお探しの方!ぜひセミナーにご参加ください!!

日時 平成23年3月5日(土)〜6日(日)

内容
3月5日(土)

南伊豆町の概況説明、不動産物件紹介、南伊豆町のローカルルール、実際に移住した方々と
意見交換、懇親会

3月6日(日)

伊勢えび網はずし見学、漁業体験(イカの一夜干づくり)、農業体験(菜の花収穫体験)、、
昼食・意見交換

(主催) NPO法人伊豆未来塾  (後援)南伊豆町

問い合わせ先  南伊豆町企画調整課移住セミナー係 電話0558−62−6288
南伊豆町公式ホームページ http://www.town.minamiizu.shizuoka.jp/form1.php?pid=1130

2011年02月10日 10:56:39

静岡県富士宮市に行ってきました。

焼きそばを食べに行った訳ではありません。

先日10月23日、このブログで紹介した静岡県富士宮市の有機農家さんたちが

あつまる青見牧場での感謝祭に行って参りました。

毎月数十件の出店者さんにお集り頂いているのにこちらから行く事はとっても僅か。

行きたいのになかなか行けない。そんなジレンマを払拭できました。

何より前回ブログでリンクを貼った北山農園さんの楽しそうな昨年のレポートにやられました。

行ってみると想像以上!とっても楽しかったです。

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会場至近の駐車場は満車。徒歩3分の空き地にやっと駐車できました。

地域に同じ志をもった有機農家さんが多いせいでしょうか、とっても伸びやかで、

到着した瞬間にこの日一日が楽しくなることを感じさせてくれました。

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25年以上も有機農業に取り組んでいる方と、そこに集う次代を担う農家さんたち。

この感謝祭が14年も続いているというのが納得できる厚みを感じました。

有機農家さんが新たに研修生をとり、その人がまたその地域で有機農業を始める。

そういう流れの定着を感じることができました。

この日参加していた農家さんの中でもなごみ農園さんで研修した北山農園さんだったり、

ビオファームまつきさんで研修した百姓屋つぐみさんだったり、坂尻ハジメさんだったり、

そしてそれぞれの農家さんが仲が良かったり。

会場では有機農家さんが野菜を販売するだけでなく、オーガニックのコーヒーを出したり、

マイクロブルワリーの美味しいビール工房のビールが出たり、循環型の牧場が牛肉のサイコロステーキを出したり、バジルソースのかかった焼き鳥が出たり、牧場自家製のソフトクリームがあったり、手作りご飯があったり、餅つきあり、天然酵母のパンあり、猟師さんの鹿肉入りコロッケあり。

本当に多様。クラフトも多く、近隣のとある書道家でもあるおかあさんの作った茶碗に一目惚れしたり、赤ちゃんから、お年寄りまで思い思いに楽しめる要素がいっぱいありました。

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ステージではバンドあり、アフリカンドラムあり、そして富士宮市長(昨年も参加されたらしい)を中心に地元の有機農家さんのそうそうたるメンバーが揃いのトーク。生物多様性と有機農業をテーマにお話をされていました。

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なごみ農園から宮田さん、ビオファームまつきさんから松木さんも登壇されていました。

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僕が特に関心を持ったのは、農家さんのお話のあとに出た一般のお客さんからの声。

消費者がもっと変わることで有機農業はもっと変わる!という意見が多かったことです。

僕自身感じることはとてもあります。食料自給率を考える前にもっと大事なのは、食べ物を大切にすること。

こんなに食品を廃棄することでしか成り立たない社会で同時に自給率を叫ぶのはひどく滑稽です。

心と頭と体のついていける適切な距離のものを大切に無駄なく消費する社会になれば、何を選択したくなるかは決まってくると思います。

そうした社会の可能性を富士宮市に感じることができました。

とはいえ、問題もあるようです。お祭りのあと、場所を変え北山農園の平垣さん夫妻の畑を見学に。

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元々ウサギ好きがこうじて、ウサギの為の餌場を作りたいというところから有機農業に関わられた平垣さん夫妻

新たに独立していく同志が増えて行く一方で、続けることが出来なくて、やめて行く同志もいるようです。

そして富士宮の農家さんに限らず、僕がおつきあいをしている農家さんは

みな口を揃えていいますが、「近隣に消費者がいない、環境共生型の農法で作っても近隣ではあまり売れない。都会でしか売れない」

僕は10年後も生産者さんたちに同じ台詞を言わせ続けてはいけないと感じています。

いずれその土地土地で成り立って行く社会を作れることに、こした事は無いはずです。

東京にも作ったものを大切に消費してくれる心がつながっている消費者がいれば、

お裾分けしてくれれば良いと思いますが、地方自体で成り立つ時代にこしたことは

ありません。それまでの間、アースデイマーケットの舞台で環境共生型の農産物の良さ、

生産者の声を鳴り響かせたいと思いました。そして同時に各産地までその声を

届けられるような活動を行っていきたいと思います。

みなさんも、生産者さんのところにどんどん声をかけて遊びに行ってみてください。
心(生産者の気持ちまで消費できる)と頭(生産者と消費者が対等に価値を交換できる判断)と身体(心と頭を気持ちよく交わすためにも直接出会い交流すること)が通うものを消費できるようにしていきたいと思います。

最後に僕が平垣さんに北山農園の野菜を見ると、「どう料理したら美味しいかな?きれいな料理が作れるかな?って考えちゃうんです」と 話すと、笑顔でこんな話をしてくれました。

「どんな仕事だってたいへんなんだから、有機農家だけたいへんだなんて思われるより、

作った野菜を観た人が、その野菜でどんな料理を作ったら美味しいだろうか?って楽しく

想像してもらいたい。だって、そう思って貰いたくて野菜を作っているんだもん。

作り手がそう思って作った野菜を、誰かがそう思って手にとったら、それは成功でしょ?」

野菜を通してちゃんと平垣さんの気持ちが伝わっていたんだと気づいた瞬間でした。

平垣さん、途中で風邪をおしてかけつけてくれた坂尻さんにも併せて感謝です。
さて今年最後のアースデイマーケットはそんな富士宮からビオファームまつきさん、なごみ農園さん、北山農園さんが参加です。

とってもオシャレで美味しい野菜満載です。富士宮の幸と話をしに遊びに行ってみてください!

2010年12月15日 23:53:14