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2010年4月28日
天候不順
この所の天候不順の影響はやはりかなり深刻なようです。
みなさまも普段のお買い物で、お野菜の値段が上がって
困惑されていることと思いますが、その影響はまず畑で
起こり、そして我々の食卓に達している訳ですよね。
何の理由も無く、野菜の値段が上がる訳ではもちろんなく
そこに自然と向き合う農家さんたちのお仕事があることを
僕らは痛感させられます。
マーケットの出店農家さんである小田原オーガニック眞壁ファーム
この天候で小田原の畑も収穫は激減し、作業も進まなく、
真壁さんはだいぶ嘆いてます。
小田原は水はけがあまり良くなく、 粘土質のため晴れても畑に入れないことが
多いんです。
真壁ファームのメインの「たまねぎ」も収穫が遅れ、 通常だとGWには収穫
できますが、中旬にずれ込む予定です。ですが、 たくさんの方々に玉ねぎを
食べて頂きたいので23日のマーケットには間に合うように頑張るそうです!
本日の畑の写真を添付させていただきます。 参考になればと思いメールさせて
頂きました。
みなさまも普段のお買い物で、お野菜の値段が上がって
困惑されていることと思いますが、その影響はまず畑で
起こり、そして我々の食卓に達している訳ですよね。
何の理由も無く、野菜の値段が上がる訳ではもちろんなく
そこに自然と向き合う農家さんたちのお仕事があることを
僕らは痛感させられます。
マーケットの出店農家さんである小田原オーガニック眞壁ファーム
この天候で小田原の畑も収穫は激減し、作業も進まなく、
真壁さんはだいぶ嘆いてます。
小田原は水はけがあまり良くなく、
多いんです。
真壁ファームのメインの「たまねぎ」も収穫が遅れ、
できますが、中旬にずれ込む予定です。ですが、
食べて頂きたいので23日のマーケットには間に合うように頑張るそうです!
本日の畑の写真を添付させていただきます。
頂きました。
事務局では、これに似た報告がいくつか寄せられています。
不作の年だけではなく、もちろん豊作の年もあり、
付随する影響も多くあるのでしょう。
マーケットで笑顔でお話できる、素敵な農家さんたち。
心からエールをおくりたいと思います。
アースデイマーケット実行委員会 冨山 普
2010年4月6日
家庭内自給率アップ!〜自然が相手だと知ること〜
先日書き始めたお米作りのレポートです。
先週土曜日、また自然村たなごころ 〜掌〜の岡野さんのところに友人と1歳児の息子を背負い伺ってきました。今回の作業は岡野さんが新しく取り組む黒米用の田んぼの入口に出来てしまった薮払いと、ブルーベリーの肥料やり、そして田んぼに湧き水をひく水路の調整などです。
山の斜面にある黒米用の田んぼの入口には、篠竹が生い茂り耕耘機が入れない状況。草刈り機とノコギリを使い根元から篠竹や草を刈っていくこと2時間。見違えるように明るくなった田んぼで今年の実りを夢想してしまいました。しかも切り出した篠竹は枝葉を払って野菜を育てる時の支柱にするそうです。無駄の無い作業というのはこのことかと感じました。1年弱分の篠竹を確保することができました。この時、ちょっと気になったのが毛虫の数。相当たくさんいました。子供や自分も刺されないか気をつけながらの作業になりました。
次にお昼ご飯の前に僕らが作るお米の田んぼへ。本来ならこの田んぼはなみなみと湧き水がたまっているはず。そして、カエルの卵が孵ってオタマジャクシが泳ぎ回っているところ。ところが、予想以上にお休みしていたこともあり、土は雑草の根によって無数に穴が空き、まさに自然に出来た不耕起の畑状態。水を入れても入れてもただしみ込むばかり。実は岡野さんからは、先日より連絡を受けてはいたのですが水を大量に入れながら一度耕耘機でかきまぜてひたひたの土の層を作ってからでは無いと、畑状の土には水が溜まらないとのことでした。そしてその状況を作り出すには湧き水では水量が足りない。この地域では4月7日に利根川からの水を農業用水として引き込むようですが、まずはこの水を借りて作るしか無いようです。
とはいえ、もう春なのにまだ少し冬水田んぼに未練もあり、湧き水をなるべく引き込むべく切り出した竹を割って作った水路を調整しながら、なるべく湧き水を田んぼに流せるようにしてみました。 当初の計画は、どうにもうまく進みませんがとはいえ、これも経験。最高の田んぼ作りに向けてひるまず今後も進みます。
おいしいお昼ご飯を頂いたあと午後は 、岡野さんのブルーベリーの木々に肥料を与えます。有機質肥料を撒いたあと、竹のチップを上にかぶせていきます。これは何かというと竹林の竹を粉砕器で粉々にしたものを山積みにしていたもの。山を掘り返してみると中からたくさんの幼虫が出てきました。クワガタ虫のものか、紙切り虫のものか、どきどきします。この竹のチップを撒く理由はいくつかあり、これ自体が長い時間をかけて有機質の植物性の肥料になっていくことや、竹チップを一株一株撒いた肥料が風で飛ばないように上にかぶせるように撒いていくと、雑草が生えにくいマルチの効果を持つそうです。
腰を落として岡野さんの不耕起のフィールドで作業をしていくと、タンポポや紫色の花に蜜を吸いに来たミツバチをよくみかけます。昨年は岡野さんのところの裏山の椎の木のうろに、ニホンミツバチが巣を作っていたらしくボール一杯の蜜を採蜜できたそうです。
田んぼには絶滅危惧種のニホンアカガエルが群生し、野生のサシバという鷹が訪れ、裏山にニホンミツバチがいる農家さん。農家さんという職種と係る生物の多さに驚かされます。
とはいえ自然が豊かだと思うばかりでなく、自然と闘っているのだと感じた今回。いくつかの問題も教えてくれました。まずは飼っている鶏がハクビシンという野生の動物に何匹か襲われてしまったこと。ニホンミツバチの養蜂を考えても、ちょうど良い場所が農薬の空中散布の影響によって使えないこと。そして、このところの雨天の多さや寒さでこの春の田植え用の苗がカビでかなりやられてしまったこと。それぞれが毎年同じではない状況に対して、知恵と経験をもって対応していく農業。係ってみながら、本当に一筋縄ではいかないなと感じました。
先週土曜日、また自然村たなごころ 〜掌〜の岡野さんのところに友人と1歳児の息子を背負い伺ってきました。今回の作業は岡野さんが新しく取り組む黒米用の田んぼの入口に出来てしまった薮払いと、ブルーベリーの肥料やり、そして田んぼに湧き水をひく水路の調整などです。
山の斜面にある黒米用の田んぼの入口には、篠竹が生い茂り耕耘機が入れない状況。草刈り機とノコギリを使い根元から篠竹や草を刈っていくこと2時間。見違えるように明るくなった田んぼで今年の実りを夢想してしまいました。しかも切り出した篠竹は枝葉を払って野菜を育てる時の支柱にするそうです。無駄の無い作業というのはこのことかと感じました。1年弱分の篠竹を確保することができました。この時、ちょっと気になったのが毛虫の数。相当たくさんいました。子供や自分も刺されないか気をつけながらの作業になりました。
次にお昼ご飯の前に僕らが作るお米の田んぼへ。本来ならこの田んぼはなみなみと湧き水がたまっているはず。そして、カエルの卵が孵ってオタマジャクシが泳ぎ回っているところ。ところが、予想以上にお休みしていたこともあり、土は雑草の根によって無数に穴が空き、まさに自然に出来た不耕起の畑状態。水を入れても入れてもただしみ込むばかり。実は岡野さんからは、先日より連絡を受けてはいたのですが水を大量に入れながら一度耕耘機でかきまぜてひたひたの土の層を作ってからでは無いと、畑状の土には水が溜まらないとのことでした。そしてその状況を作り出すには湧き水では水量が足りない。この地域では4月7日に利根川からの水を農業用水として引き込むようですが、まずはこの水を借りて作るしか無いようです。
とはいえ、もう春なのにまだ少し冬水田んぼに未練もあり、湧き水をなるべく引き込むべく切り出した竹を割って作った水路を調整しながら、なるべく湧き水を田んぼに流せるようにしてみました。 当初の計画は、どうにもうまく進みませんがとはいえ、これも経験。最高の田んぼ作りに向けてひるまず今後も進みます。
おいしいお昼ご飯を頂いたあと午後は 、岡野さんのブルーベリーの木々に肥料を与えます。有機質肥料を撒いたあと、竹のチップを上にかぶせていきます。これは何かというと竹林の竹を粉砕器で粉々にしたものを山積みにしていたもの。山を掘り返してみると中からたくさんの幼虫が出てきました。クワガタ虫のものか、紙切り虫のものか、どきどきします。この竹のチップを撒く理由はいくつかあり、これ自体が長い時間をかけて有機質の植物性の肥料になっていくことや、竹チップを一株一株撒いた肥料が風で飛ばないように上にかぶせるように撒いていくと、雑草が生えにくいマルチの効果を持つそうです。
腰を落として岡野さんの不耕起のフィールドで作業をしていくと、タンポポや紫色の花に蜜を吸いに来たミツバチをよくみかけます。昨年は岡野さんのところの裏山の椎の木のうろに、ニホンミツバチが巣を作っていたらしくボール一杯の蜜を採蜜できたそうです。
田んぼには絶滅危惧種のニホンアカガエルが群生し、野生のサシバという鷹が訪れ、裏山にニホンミツバチがいる農家さん。農家さんという職種と係る生物の多さに驚かされます。
とはいえ自然が豊かだと思うばかりでなく、自然と闘っているのだと感じた今回。いくつかの問題も教えてくれました。まずは飼っている鶏がハクビシンという野生の動物に何匹か襲われてしまったこと。ニホンミツバチの養蜂を考えても、ちょうど良い場所が農薬の空中散布の影響によって使えないこと。そして、このところの雨天の多さや寒さでこの春の田植え用の苗がカビでかなりやられてしまったこと。それぞれが毎年同じではない状況に対して、知恵と経験をもって対応していく農業。係ってみながら、本当に一筋縄ではいかないなと感じました。
2010年3月12日
蜂と蚕と農業と
事務局の冨山です。
我が家の2歳児は朝食の最近の定番はハニートーストです。
ここ最近、世界的に蜂が大量に失踪している状況らしく 蜂群崩壊症候群というのがしきりに話題に上っています。マーケット実行委員会だったメンバーもこの状況を危機的に感じ、NPOみつばち百花を立ち上げ、この活動に専念されております。農薬や、遺伝子組み換え、遺伝子を先に残せない種、電磁波など複合的な要因では無いかと言われているようですが、原因の究明を待たずして、世界の受粉を待つ植物やその恩恵を受ける全ての動植物に危機が訪れているような怖さを感じます。
機を同じくして「養蜂と農作をしています」という農家さんから、出店の希望を頂くことがちらほら増えました。まだ、生業とする方々がこうして声をかけてくださると、ほっとします。みなさんとお話していて気づくのは、「農薬を使うと蜂が死んじゃうから、うちは無農薬にしてるんです」と口を揃えます。今日出店の御相談を受けた群馬の桑の葉茶の製茶屋さんもまた、「お蚕さまに食べさせる桑に農薬は使えない。だから無農薬です」と話してくれました。農薬という言葉はあまりにも乱暴なくくりかもしれませんが、農家さんも何は大丈夫で何は虫を殺してしまうという話しではなく、「農薬は」と話します。それは細かい薬剤名を僕に伝えてもわからないだろうという配慮だけでは無い、彼らだからこそ知っている感じている言葉なのではと思いました。
生物多用性という言葉を思い浮かべた時、こんなことを感じました。
自分の中にも否定しきれない、何かを殺さなくては生きていけないという考え方と、これからの何かが密接に関係し合って生きていかないと、自分も生き残れないということを自覚し、共有し合う必要性から生まれた言葉だと思いました。命を奪いながら、命と共に生きる。このバランスを見つめていく言葉だと思います。
今年始める田んぼの話しは先日書きましたが、たくさんの生き物にどう活かされて、もしくは奪いながらお米が出来るのか、つぶさに見届けたいと思いました。
我が家の2歳児は朝食の最近の定番はハニートーストです。
ここ最近、世界的に蜂が大量に失踪している状況らしく 蜂群崩壊症候群というのがしきりに話題に上っています。マーケット実行委員会だったメンバーもこの状況を危機的に感じ、NPOみつばち百花を立ち上げ、この活動に専念されております。農薬や、遺伝子組み換え、遺伝子を先に残せない種、電磁波など複合的な要因では無いかと言われているようですが、原因の究明を待たずして、世界の受粉を待つ植物やその恩恵を受ける全ての動植物に危機が訪れているような怖さを感じます。
機を同じくして「養蜂と農作をしています」という農家さんから、出店の希望を頂くことがちらほら増えました。まだ、生業とする方々がこうして声をかけてくださると、ほっとします。みなさんとお話していて気づくのは、「農薬を使うと蜂が死んじゃうから、うちは無農薬にしてるんです」と口を揃えます。今日出店の御相談を受けた群馬の桑の葉茶の製茶屋さんもまた、「お蚕さまに食べさせる桑に農薬は使えない。だから無農薬です」と話してくれました。農薬という言葉はあまりにも乱暴なくくりかもしれませんが、農家さんも何は大丈夫で何は虫を殺してしまうという話しではなく、「農薬は」と話します。それは細かい薬剤名を僕に伝えてもわからないだろうという配慮だけでは無い、彼らだからこそ知っている感じている言葉なのではと思いました。
生物多用性という言葉を思い浮かべた時、こんなことを感じました。
自分の中にも否定しきれない、何かを殺さなくては生きていけないという考え方と、これからの何かが密接に関係し合って生きていかないと、自分も生き残れないということを自覚し、共有し合う必要性から生まれた言葉だと思いました。命を奪いながら、命と共に生きる。このバランスを見つめていく言葉だと思います。
今年始める田んぼの話しは先日書きましたが、たくさんの生き物にどう活かされて、もしくは奪いながらお米が出来るのか、つぶさに見届けたいと思いました。

