東京朝市 アースデイマーケット EarthDayMarket

山本菜緒の突撃インタビュー!「ビオファームまつき」編

山本菜緒の「アースディマーケット出店者のみなさんに突撃インタビュー!(略してEMT)」

すっかり秋も深まりましたねえ。
実りの秋じゃないか!
ということで、のりに乗ってきたアースデイマーケット報告増刊号、2発連続でお届けしたいと思います★
出店者のみなさんはとても魅力的!いつもどの方をターゲットにしようか迷いながらハンターのような目でウロウロしています。挙動は不審ですが発見したらぜひ話しかけてみてくださいね。
今回は勢いに乗って現地取材まで行ってきちゃいましたよー!

1発目はまだ夏真っ盛りの7月20日…
富士山のおひざもと、静岡県から出店されていた「ビオファームまつき」の
松木以佐子さんにズームイン!
ビオファームまつき

くんくん、あれあれいいにおい!
「これは何を揚げているんですか?」
「レッドムーンのフレンチフライですよ」
「何っ!? …おいしそう!!」

そんな会話から始まった今回のインタビュー。
こ~んなおいしいレッドムーン(じゃがいもの一種です)が収穫される
「ビオファームまつき」ってどういうところなんですか?

 「主人とともに始めたうちの農場は、今年で4年目になります。もともとは2人とも、レストランの仕事をしていましたが、仕事の都合でフランスに2年間いたことがあって。農業を始めたきっかけは、その頃訪れたフランスの田舎の風景ですね。ほんとうにのんびりとしたパーマカルチャーの文化を見て、『いいなあ…』とかなり影響を受けました。
2人とも農業はまったく経験したことがなかったんですよ。でも、『2人ならなんとかなるか!』と主人が栃木で1年半の農業研修を受けたのち、思い切って始めました。」

それ、すごい思いっきりっぷりですね! 松木さん。
リスペクトします!

 「今では、農薬と科学肥料を一切使わずに有機肥料だけで6、70種類の野菜を育てています。
個人のお客様には旬の野菜を9種類ほどセットにした宅配野菜セットを用意し、他にはレストランや自然食品店にも出荷しています。
畑がある芝川町は、土と水がとても豊かで、おいしい野菜だけでなく鶏肉や豚肉も上質の食材が身近で手に入りやすい場所。食にこだわる方も多くいらっしゃるので、宅配セットはご好評いただいています。県内からだけではなく、都心からの注文も多いんですよ。」

インタビュー中にも、東京でいつも野菜セットを注文しているお客様が松木さんにごあいさつしていました。
こうして直接生産者の方とお話できるって、まさに「食の安心」ですよねえ。

 「昨年7月には、直接お客様に料理を提供できる場が欲しいと、畑から近い富士宮市に直営店『ビオデリ』をオープンしました。
 初めは『お客様、いらっしゃるかしら?』と不安でしたが、そのうち雑誌の取材も多く受けるようになって、おかげさまで県内からだけではなく遠方からもお客様がきてホッとひと安心。
 スタッフみんなで考えたおそうざいをショーケースに並べ、お持ち帰りに加えてイートインスペースも12席あるのでその場で食べられます。よかったら、ぜひ今度いらしてくださいね。」

えっ、いっちゃっていいんですかあ!
てなわけでさっそく、富士宮の「ビオデリ」におじゃましてきちゃいました★

店内に入った瞬間、「わあ~!!」と歓声が漏れちゃうくらいおそうざいの幸せな香り…。
ショーケースにはなすやトマト、ズッキーニなど色とりどりの野菜で作られた料理がいっぱい!

私はデリ2品+ごはんのセットを注文しました。ちょっと、2品だけなんて迷っちゃうよ~!
結局+1品追加して、
レッドムーンと萬幻豚のコロッケ
なすとズッキーニのキッシュ
地鶏と野菜のバジル炒め
をセレクト。
ビオデリでの食事

 以佐子さんのご主人であり農場主の松木一浩さんもカウンターに立って自ら接客。
(フランスのムッシュ、という雰囲気の素敵な方でした)
畑で獲れたばかりの自家製野菜、おいしくないわけがありません!
特に、雑誌でお取り寄せランキング1位にも輝いたという自家製バジルペーストで炒めた料理は最高。
長年のレストラン勤務で培われた実績があるからこそ、完成された料理が提供できるんですね。
 店で配布しているチラシには「旬野菜の簡単レシピ」が載っていて、「こうして食べるとおいしいんだなあ」と、フムフム。追加注文したデザートのおいしさも涙もの…。遠方からきた甲斐があった。
明るいスタッフの皆さん、松木さんご夫婦、ありがとうございました!

皆さんもぜひぜひ富士宮市の「ビオデリ」、きてみて食べちゃって下さいねっ★
ビオデリ店頭

<参考HP>

ビオファームまつきさんの紹介
ビオデリ
http://www.bio-deli.com/

2008年11月25日 23:23:36