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2009年2月25日

山本菜緒の突撃インタビュー!「自然農園 レインボーファミリー」編

2008年11月26日 第5回 アースディマーケットレポート!

「さてさて、今日のターゲットは誰かなあ?」

獲物を探すように会場内を練り歩いていた山本の目に飛びこんできたもの珍しい看板。

「こせがれネット…?何だか面白そうな予感!」

というわけで今回の突撃インタビューは、有機農業で野菜と卵をつくっている千葉県流山市「自然農園 レインボーファミリー」の代表、笠原秀樹さん。
レインボーファミリー
農業を始めたきっかけは?

2009年から本格的に動きだす「こせがれネット」って、何ですか?

ではでは、農業を始めたきっかけから教えてください。

 「父がフラワーアレンジメントの仕事をやっていましてね、もとから自然は身近なものだったんです。高校の頃には環境に興味を持つようになり、大学は林学科へ。卒業後は造園会社に就職しました。そこで環境に対する配慮や接し方を学びましたね。その頃、農的な暮らしを実践するパーマカルチャーにも興味がわき始めて、パーマカルチャーの本場、ニュージーランドのレインボーバレーファームに行きました。そこには本当に幸せな農的暮らしが広がっていて、『自分でもこういう暮らしがしたい!』と心から思ったんです。」

「日本に帰ってきてから、埼玉の小川町にある有機農家の霜里農場へ見学に行きました。それまでは、『農業だけでは食べていけないんじゃ…?』という漠然とした不安があったんですけど、金子さんは『農業だけでもぜんぜん食べていけますよ』とあっさり太鼓版を押してくれた。その後妻も一緒に栃木のウインドファミリー農場に行って1年研修を受け、独立を果たしました。2008年でもう6年目になりますね。」

ふむふむ、レインボーファミリーには、これがこだわり!っていうところはあるんですか?

「うちの農園は、こだわらないところがこだわり。循環型農業をやっているので、鶏糞を肥料に使ったり、無駄なものがでないように心がけていますが、その他のテクニック的な部分は先輩たちに教わった通りにしています。例えば、ニワトリの餌の配合も重要ですが、それよりもニワトリがいかに幸せに育っているかの方が重要だと思うんですよね。なので、環境を整えることを心がけ、農場の規模もあまり大きいものにせず自分たちが無理せず作れる範囲にしています。」

なるほど。農業を始めた当初は、お客様をどうやってゲットしていったんですか?

「無理に消費者を獲得しようとは思わず、口コミで自然と販路が広がっていくのに任せましたね。今はブログとかHPとかアピール方はいくらでもあるけど、やっぱり口コミの方が思いも伝わるんです。例えば、『あの家はお年を召している方がいるから少しずつ野菜が食べられる方がいいなあ。』とか、相手を思いながら野菜を送ることができますよね。顔が見える関係だけでなく、食卓も見える関係っていうのが理想なんです。

 うちの農場では、定期的に契約して下さるお客様には、一度うちの畑に足を運んで欲しいなと思っています。本来、食べ物はおのおのが作れれば一番よいもの。しかし、すべての人がそれをできるわけではないので、私たちが食物を代わりに育てている。私たちの感覚では、農家は『家庭菜園代行業』なんだと考えています。なので、消費者の方々も生産者と変わらない感覚で付き合ってくれるといいな、と思いますね。

ふむふむ、本当にその通りですね!消費者にとっても普段食べている野菜のふるさとに訪れたら生産者に対して感謝の心がわいてくるし、野菜がともっとおいしく食べられると思います。

ところで、農家のこせがれネットワークはどういうグループなんですか?

「こせがれネットは、みやじ豚で有名な神奈川県の宮治さんが発起人となって立ち上げた団体で、実家が農家の息子さん、娘さん(こせがれ)を中心に各地の消費者たち、農業に興味のある方、

都心の企業などをつなげるネットワークなんです。

日本の農業を元気にしよう!と思ったときに一番手っ取り早いのは、すでに土地があるこせがれの皆さんに実家の農家を元気にしてもらうことですよね。そこで、農家の後を継ぐことが不安じゃなくなるようにするのがこせがれネットの役割。東京のビジネスパーソンと結託することで販路を獲得したり、もしくは、『実家が農家ではやってみたいけれど、どうしたらいいのかわからない』という人のために独立を応援したり。ネット主催のイベントで実家の農作物をPRしたり、さまざまな方向から日本の農家を変えていこうとするネットワークを企画しています。2009年3月にはNPO法人化の公式発表会をする予定なんですよ。」

おおっ、それはかなり一大ムーブメントの予感。

農業が若者にとってカッコいいものになったら、絶対日本は変わると思います。そこで山本は追跡取材を決行!

12月に開催された「農家のこせがれネットワーク設立発表会」に潜入してきました。
こせがれネット設立総会
当日は定員をはるかに超える60名、こせがれの皆さんやリアル農家のかたがた、朝日新聞社など各種マスコミも取材につめかけ、大盛況!すごい熱気に、このネットワークは日本を変える!と確信した山本。大注目ですね。

随時発起人やメンバー、メーリス参加者などを募集しているので、ぜひぜひ興味のある方はこせがれネットワークブログをチェックしてみて下さい

<参考HP>

農家のこせがれネットワークブログ

http://ameblo.jp/kosegarenet/

自然農園 レインボーファミリー

http://rainbowfamily.blog101.fc2.com

山本菜緒の突撃インタビュー!「風の谷工房」編

2008/9/14

マーケット内をウロウロする山本の目に、なんだか面白そうな光景が飛び込んできた。
壁と、白いペンキのようなもの…
「これは漆喰ですよ。自由に塗ってみてください!」
「ええっ、いいんですか?」
さっそく塗ってみると、スイスイ塗れて、たのし~い!
施工って、難しいものだと思ってたけど、案外簡単にできちゃうんだ。
これならうちの新居も…(予定ないけど)ニヤニヤ。
風の谷工房、石鍋さん
というわけで、自分で簡単にリフォームができちゃう「セルフビルド」のさきがけ、
ナチュラルリフォーム&オーガニック雑貨「風の谷工房」にズームイン!
一見ニヒルで話すととっても面白い代表の石鍋明夫さんにお話をうかがいました。

 「漆喰塗りはどうでした?」

 「楽しかったです!」

 「でしょう? こうして楽しく家のリフォームや内装ができるのがセルフビルドのいいところなんです。左官屋さんに頼むと、とっても高くついちゃう。高嶺の存在をもっと身近な存在にしたかったんですよ。逆に自分で塗った方が味があっていいものになったりするんです。実際やることでプロの左官屋さんのすごさも実感できますしね。
 風の谷工房では、家の設計からリメイク、庭作りまでお手伝いしています。もちろん、セルフビルドだけではなく、すべてお任せもOKですよ。」

 「ナチュラルリフォームって、今までのものとどう違うんですか?」

 「一般に手に入る漆喰や珪藻土は、ほとんどが化学物質が入ったものなんです。うちが使っているスイス製の漆喰は、石灰石を加工して作った天然素材のもの。普通の家の壁に使われているビニールクロスよりは高くなっちゃうけれど、シックハウスの原因となっている化学物質を使用していないので、住む人や地球に優しいんです。」

 「はは~。明夫さんはどういういきさつで天然素材の家作りに行き着いたんですか?」

 「もともとは家のデザインと施工を請け負う会社にいて、施工の現場で働いていました。時代はバブルの全盛期でしたね。その後、内装店の営業などを経てルームクリーニングの会社を立ち上げ、独立しました。ちょうどその頃、在宅介護の必要がさけばれるようになったんですね。住宅もそれにあわせて手すりをつけたり、バリアフリーを重視するようになった。
 そこで、自分も住環境コーディネーターの資格をとり、方向性を福祉に向け始めたんです。その時、自分が今までしていた内装をふりかえったら、ビニールクロスもワックスも臭いし、明らかに体にいいものじゃない。自分ももともとぜんそくもちだったのが、アレルギーが再発し始めてしまっていたんです。
 ましてや、おじいちゃんおばあちゃんをそんな家で介護していいのかな!? って疑問がわいてきて。福祉専門学校のエコ住宅科に入って、住む人のことを本当に考えた住宅について学び始めました。

 「まだそんなにエコって言葉もメジャーじゃない頃ですよね。時代の最先端をいってたんですね。」
 
 「天然素材のリフォームを始めた頃は、周りの住宅関係者から営業妨害と受け取られることもありましたよ。でも、だんだん認知されるようになって、今では逆に周りの方がちゃっかり詳しくなったりしてますね(笑)。
 セルフビルドを始めるようになってからは1年くらいだけど、やっと需要が追いついてきましたね。11月には新規オープンの自然食レストランの施工をワークショップ形式で開放していろんな人にやってもらおうと思っているんです。」

 「えっ! それ、ぜひ参加させてください!」

 「ぜひぜひきて下さい。敷居が高いと思われることを、自分でやる楽しみに変えるためのきっかけ作りをしたいんです。
 今は店舗を持っていないので、いずれはオーガニック雑貨店を開くのが夢なんですよ。一部の壁を漆喰の練習ができるスペースにしたら、楽しそうでしょう?」
 
 明夫さんは、お子さんが通っている小学校でも校庭の畑を担当して「自分で食べ物が作れる」ことのきっかけ作りをしているそう。こんなお父さんだったら最高に楽しいなあ。子供心を忘れない明夫さんの試みはまだまだ続く!
 次回は内装ワークショップの報告もあるかも?

<参考HP>

ナチュラルリフォーム&オーガニック雑貨 風の谷工房

http://www.kazenotani.info/index.htm

<風の谷工房 おっかけ取材!>

11月にオープンした二子玉川のベジタリアンレストラン&カフェ「万巽(manson)」の開店前に土壁作りワークショップにいってきました!石鍋さん指導の下で初めての土壁塗り挑戦。細かいところはちょっと難しかったれど、コツがわかってくると楽しい!完成したときには感動してしまいました~。(写真は木を塗っているところです)自分で塗った壁はあたたかさが違いますね♪
土壁作りワークショップ1
土壁作りワークショップ2
石鍋さん、店長の新倉さん、ありがとうございました~!」

※「万巽(manson)」ブログに風の谷工房&手作りの内装のことが紹介されています。

http://manson.at.webry.info

2008年11月25日

山本菜緒の突撃インタビュー!「ビオファームまつき」編

山本菜緒の「アースディマーケット出店者のみなさんに突撃インタビュー!(略してEMT)」

すっかり秋も深まりましたねえ。
実りの秋じゃないか!
ということで、のりに乗ってきたアースデイマーケット報告増刊号、2発連続でお届けしたいと思います★
出店者のみなさんはとても魅力的!いつもどの方をターゲットにしようか迷いながらハンターのような目でウロウロしています。挙動は不審ですが発見したらぜひ話しかけてみてくださいね。
今回は勢いに乗って現地取材まで行ってきちゃいましたよー!

1発目はまだ夏真っ盛りの7月20日…
富士山のおひざもと、静岡県から出店されていた「ビオファームまつき」の
松木以佐子さんにズームイン!
ビオファームまつき

くんくん、あれあれいいにおい!
「これは何を揚げているんですか?」
「レッドムーンのフレンチフライですよ」
「何っ!? …おいしそう!!」

そんな会話から始まった今回のインタビュー。
こ~んなおいしいレッドムーン(じゃがいもの一種です)が収穫される
「ビオファームまつき」ってどういうところなんですか?

 「主人とともに始めたうちの農場は、今年で4年目になります。もともとは2人とも、レストランの仕事をしていましたが、仕事の都合でフランスに2年間いたことがあって。農業を始めたきっかけは、その頃訪れたフランスの田舎の風景ですね。ほんとうにのんびりとしたパーマカルチャーの文化を見て、『いいなあ…』とかなり影響を受けました。
2人とも農業はまったく経験したことがなかったんですよ。でも、『2人ならなんとかなるか!』と主人が栃木で1年半の農業研修を受けたのち、思い切って始めました。」

それ、すごい思いっきりっぷりですね! 松木さん。
リスペクトします!

 「今では、農薬と科学肥料を一切使わずに有機肥料だけで6、70種類の野菜を育てています。
個人のお客様には旬の野菜を9種類ほどセットにした宅配野菜セットを用意し、他にはレストランや自然食品店にも出荷しています。
畑がある芝川町は、土と水がとても豊かで、おいしい野菜だけでなく鶏肉や豚肉も上質の食材が身近で手に入りやすい場所。食にこだわる方も多くいらっしゃるので、宅配セットはご好評いただいています。県内からだけではなく、都心からの注文も多いんですよ。」

インタビュー中にも、東京でいつも野菜セットを注文しているお客様が松木さんにごあいさつしていました。
こうして直接生産者の方とお話できるって、まさに「食の安心」ですよねえ。

 「昨年7月には、直接お客様に料理を提供できる場が欲しいと、畑から近い富士宮市に直営店『ビオデリ』をオープンしました。
 初めは『お客様、いらっしゃるかしら?』と不安でしたが、そのうち雑誌の取材も多く受けるようになって、おかげさまで県内からだけではなく遠方からもお客様がきてホッとひと安心。
 スタッフみんなで考えたおそうざいをショーケースに並べ、お持ち帰りに加えてイートインスペースも12席あるのでその場で食べられます。よかったら、ぜひ今度いらしてくださいね。」

えっ、いっちゃっていいんですかあ!
てなわけでさっそく、富士宮の「ビオデリ」におじゃましてきちゃいました★

店内に入った瞬間、「わあ~!!」と歓声が漏れちゃうくらいおそうざいの幸せな香り…。
ショーケースにはなすやトマト、ズッキーニなど色とりどりの野菜で作られた料理がいっぱい!

私はデリ2品+ごはんのセットを注文しました。ちょっと、2品だけなんて迷っちゃうよ~!
結局+1品追加して、
レッドムーンと萬幻豚のコロッケ
なすとズッキーニのキッシュ
地鶏と野菜のバジル炒め
をセレクト。
ビオデリでの食事

 以佐子さんのご主人であり農場主の松木一浩さんもカウンターに立って自ら接客。
(フランスのムッシュ、という雰囲気の素敵な方でした)
畑で獲れたばかりの自家製野菜、おいしくないわけがありません!
特に、雑誌でお取り寄せランキング1位にも輝いたという自家製バジルペーストで炒めた料理は最高。
長年のレストラン勤務で培われた実績があるからこそ、完成された料理が提供できるんですね。
 店で配布しているチラシには「旬野菜の簡単レシピ」が載っていて、「こうして食べるとおいしいんだなあ」と、フムフム。追加注文したデザートのおいしさも涙もの…。遠方からきた甲斐があった。
明るいスタッフの皆さん、松木さんご夫婦、ありがとうございました!

皆さんもぜひぜひ富士宮市の「ビオデリ」、きてみて食べちゃって下さいねっ★
ビオデリ店頭

<参考HP>

ビオファームまつきさんの紹介
ビオデリ
http://www.bio-deli.com/